5.クルベジ®紹介

5.クルベジ®紹介

クルベジ®ってなあに?
炭を埋めた畑で栽培することでCO2削減に貢献しています。
クルベジ®の生産から流通まで
クルベジ®ができるまで
クルベジ®は、
①炭の原料の回収→②炭の製造→③炭堆肥の製造
→④炭堆肥の散布・農作物の栽培→⑤流通

という5つの過程を経て店頭へ並びます。
亀岡での取り組みを例に、それぞれの過程を見ていきましょう。

① 炭の原料の回収

炭の原料には、モミ殻や間伐材など地域で未利用の資源を使います。現在は地域の竹材店の未利用材、管理放棄された竹林(図1参考)の伐材を主に回収しています。竹は再生速度の速く、恒常的に炭の原料を確保するための有力な資源です。竹を効率的に回収することで、二酸化炭素削減および経済性の両方の効果を高めるのが目標です。

管理放棄された竹林(左)、効率的な整備が可能な機械ブッシュチョッパー(右)

② 炭の生産(炭化)

①回収した未利用資源を炭にします。炭焼きは通常、長時間かつ高い技術が必要とされます。しかし、「株式会社モキ製作所」製造の『無煙炭化器』は、短時間かつ誰でも容易に炭化が可能なのです。この炭化器を用いて炭化を行っています。
〔この炭化器で製造した炭の炭素率は85%前後で、一般的な竹炭79〜82%(池嶋、2000)と同等〕


短時間で誰でも炭を作れる!無煙炭化器(左)と炭焼きの様子(中)(右)

③ 炭堆肥の製造

②で製造した炭を地域の堆肥センター(「財団法人亀岡市農業公社」)に運搬し、炭の粒度を調整した後、堆肥と混合します。ここで炭と堆肥を混合することによって、堆肥と炭を各々で散布する手間が省け作業効率が向上します。

④ 炭堆肥の散布・農作物の栽培

③で製造した炭堆肥を散布し、「農事組合法人ほづ」の方々の手で農作物を栽培します。
・農作物の評価
これまでに数回、炭を施用した農地において、作物の収量調査を行いました。これまでの実験結果では、炭を施用していない区画(慣行栽培)と比して、収量に概ね差は見られませんでした。とはいえ、「差はない=炭を施用しても作物に悪影響が生じない」と考えれば、問題はないという捉え方もできます。差がなければ、土壌への炭素隔離のために炭を入れてよいからです。

炭堆肥の散布の様子(左)、地域の児童が参加した麦踏み(中)、麦の収量調査(右)

⑤ 流通

 これまでに「生活協同組合コープこうべ」(神戸市)、西本願寺での納涼祭(京都市)、みやこメッセでの地域力文化祭(同左)にて販売実験を行いました。多くの方にご購入いただき、中には非常に私たちの取り組みに共感して下さった方もいました。今後どのようなプロモーションを展開していくかが、クルベジ®の普及への鍵となっています。

クルベジ®のロゴ[左)  販売実験の様子(右)